Primera División de Argentinaアルゼンチン１部リーグ

かつてパルマやラツィオで活躍した元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンが5日、リバダビアのESPNラジオ局のインタビューに応じた。そこでベロンはアルゼンチン代表の話題に加えて、リーベルのラモン・ディアス監督、ボカのカルロス・ビアンチ監督、そして去就が注目される後輩リケルメに関してコメントを残した。

デビューしたエストゥディアンテスへ2006年に復帰したベロンは、2012年4月にプロのキャリアを終えるまで6年間プレイ。この頃、ベロンの中には常に代表のことがあったという。

「エストゥディアンテスにいた当時は、いつもアルゼンチン代表に入りたいと思っていた。代表は最も高貴な目標であり、セレステ・イ・ブランコのユニフォームを着てプレイするのは至福の喜び。だからかつての私は代表に呼ばれたい一心でサッカーに集中していた」

“ラ・ブルヒータ（小さな魔法使い）”の愛称で親しまれたベロンは現在も引退はしていない。現在はアルゼンチン国内の６部リーグに属するアマチュアクラブ「コローネル・ブランドセン」に加入して、アマチュアながら選手生活を続けている。

また、ベロンは現在の国内リーグについて言及。リーベルとボカの２強について「ラモン・ディアス、カルロス・ビアンチともに優れた監督だから、今年のリーガは楽しみだね。２強が優勝争いをすることこそが国内リーグを最も盛り上げると思う」とエールを送った。

そして移籍先の定まっていないファン・ロマン・リケルメについては、明言を避けながらも自身の考えを述べた。
「リケルメがどこに移籍するかはわからないけど、彼は常にサッカーをしていてこそ輝く。それがボカでも、違うクラブであっても。どこにも属さない“浪人”だけは避けた方がいいと思う。リケルメの才能は全く色褪せていないし、クラブでも代表でも必要だ」