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後期優勝を目指すアリアンサ・リマの補強策 マンコにとってもメリットしかない移籍は実現するか
元ペルー代表MFレイモン・マンコに古巣の名門アリアンサ・リマが関心を寄せる
▲ 自身の古巣であるアリアンサ・リマからオファーが届く可能性を報じられている元ペルー代表MFレイモン・マンコ
アリアンサ・リマは今季、リーグ制覇を目指しているが、夏季リーグはグループの5位に終わり、そして現在開催中の前期は首位スポルティン・クリスタルから勝ち点5差の2位と優勝は絶望的だ。そこで、残された後期(9月〜11月に開催)のタイトルを確実に獲りにいくための補強策として、もうすぐ28歳を迎えるレイモン・マンコに狙いを定めた。
アリアンサ・リマは先月、26歳のウルグアイ人FWマウリシオ・アフォンソを獲得。アフォンソの獲得はチームにとって今季最も成功した戦力補強と評判だが、アフォンソの攻撃力や得点力を生かしきれていないのが課題とされている。もっと良いボールを供給できる選手がいれば…そんなチームの狙いに合致したのが、プレースキックを得意とするマンコだった。
今回のオファーは、マンコにとっても悪い話ではない。36年ぶりのワールドカップ出場を果たしたペルー代表は、4年後のカタール大会を見据えてリカルド・ガレカ監督の続投を決定。そしてブラジルで来年行われるコパ・アメリカへの出場も目指しているマンコとしては、ガレカ監督の目に留まりやすいクラブチームにいるほうが得策であることは明白であり、その点ではペルーを代表するチームのひとつであるアリアンサ・リマでプレイすれば、その分ガレカ監督に観てもらえる確率も自ずと高まる。
アリアンサ・リマは後期を優勝すればもちろんのこと、仮に優勝を逃しても勝ち点を重ねて上位につけていれば、来年のリベルタドーレスなど国際大会に出場することも可能。そこでもしマンコが活躍すれば、念願のペルー代表復帰もより現実味を帯びてくる。つまり、今回報じられている移籍は、双方にとって Win-Win であるため、移籍交渉も円滑に進みそうだが…。
マンコとアリアンサ・リマの縁は深く、マンコ自身が17歳にデビューしたチームであり、かつ2015年からも1年半所属。古巣に再び戻って、マンコが光り輝く日は訪れるのか。
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◆ レイモン・マンコ
本名:レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:ペルー(ルリン)
身長:172cm
ポジション:ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。キックの精度が高く、フリーキックやコーナーキックのキッカーをよく務める。
2018.08.20
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