事故回避策としてゴール裏のスタンドを使用禁止とする新提案が浮上
観客の転落事故があったアレーナ・ド・グレミオに新たな対策案が検討される
▲ 2013年1月30日の試合中、観客の雪崩によって折れ曲がってしまったゴール裏の鉄柵
※参照記事↓ (2013年1月30日掲載)
試合中の大事故 鉄柵が折れ曲がり観客が転落
現時点で最も妙案とされているのが、アリアンツ・アレーナの例だ。2006年のW杯ドイツ大会にお披露目となった、ドイツのミュンヘンに佇む壮大なスタジアム「アリアンツ・アレーナ」では、ある規定が設けられている。それは、「国際試合開催時にはゴール裏のテラス席を使用禁止にする」という取り決めだ。
アリアンツ・アレーナでこのテラス席が解放されるのは、ブンデスリーガの試合のみと明確に定めていて、UEFAチャンピオンズリーグや国際親善試合などではこのテラス席を使わないようにしてある。
つまりアリアンツ・アレーナで導入・施行されているこのルールを、アレーナ・ド・グレミオでも模倣してはどうかという話が挙がっているのである。
リオ・グランジ・ド・スウ州、ブラジル全国選手権、コパ・ド・ブラジウといった国内のリーグ戦・カップ戦では観客の使用を許可するゴール裏の座席を、リベルタドーレスやスダメリカーナ、代表の国際親善試合などでは使用禁止とするというもの。観客のボルテージが上がりやすい国際試合に対する打開策のひとつだ。
アレーナ・ド・グレミオを管理するスタッフの一人、ネストール・エイン氏はこの件について次のように述べている。
「先日のような事故は防がなければならないし、スタジアムの安全性を確保することは急務だ。公安当局による調査が終わっていないから決まっていることはないが、アリアンツ・アレーナのような規定を設けることには一定の効果があると感じる。サポーターが興奮する気持ちは痛いほど理解できるが、それが原因で事故を引き起こしてしまうのは我々にとって本意ではない。早めに対策を決めたいと思う」
2014年のブラジルW杯を翌年に控え、老朽化したエスタジオ・オリンピコに代わって昨年竣工されたばかりのアレーナ・ド・グレミオ。こけら落としは昨年12月の親善試合「グレミオ×ハンブルガーSV」だった。こけら落としから2ヵ月も経たないうちに起きてしまった今回の転落事故によって、アレーナ・ド・グレミオは2月19日頃まで使用禁止という措置がとられている。
また、事故に関してはリオ・グランジ・ド・スウ州の公安当局だけでなく、CONMEBOL(南米サッカー連盟)も独自に調査する旨をクラブ側に伝達していると報じられている。
2013.02.05
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