太りすぎのアドリアーノにパウメイラスが興味?
サンパウロ州選手権
▲ 元ブラジル代表FWアドリアーノの体型の変異。上から2005年(ブラジル代表時)、2011年(コリンチャンス入団会見)、2012年(フラメンゴでの練習風景)
アドリアーノは、かつてブラジル代表やインテルで活躍したストライカー。その風貌や豪快なプレイスタイルから、先輩ホナウドと同じ「フェノーメノ(ポルトガル語で怪物)」の異名がついた。事実、2000年代前半におけるアドリアーノの活躍には目を見張るものがあり、怪物と称しても遜色ないほどの異彩を放っていた。
そんなアドリアーノはピッチの内外におけるトラブルメーカーとしても有名で、私生活の乱れや泥酔による騒動など様々な問題で周囲に迷惑をかけてきた。2009年からは主に母国を舞台にしているが、全盛期のクオリティを取り戻せていない。その最たる原因は、体型の変化だ。
ブラジル代表でホナウドとも並び称されていた頃は引き締まったアスリート体型であったが、無類の酒好きが災いしたのか、年齢と比例して体重の増加に歯止めが掛からず、一時は100kg近くまで太ってしまった。
昨年は太ってしまった体のシェイプアップに努めていたが、練習態度を問題視されてコリンチャンスとの契約を解除。同年に古巣フラメンゴに復帰したものの、数ヶ月で契約解除に至ってしまった。しかしアドリアーノは現役引退を表明することなく、現在はフリーの身となっている。
そのアドリアーノに興味を示していると報じられたのが、サンパウロ州の名門パウメイラス。1シーズンでのブラジレイロン1部復帰を本気で目指している名門には、ファン・ロマン・リケルメの獲得の噂が浮上するなど有力選手に対する興味が尽きない。今回は元ブラジル代表のストライカーにターゲットを絞ったということか。
だが報道とは裏腹に、パウメイラスのパウロ・ノブレ会長は「アドリアーノ側から何らかの打診があったことは否定しないし、条件が合うなら交渉の進展もありうるが、我々がアドリアーノを欲しがっているわけではない」と噂を否定している。
ブラジル代表ではもちろん、パルマ、フィオレンティーナ、インテルなど列強に身を置いて世界を震撼させたアドリアーノ。リオ・デ・ジャネイロのファベーラ(スラム街)で生を受け、死と隣り合わせの殺伐とした世界からスターダムにのし上がってきたフェノーメノが、再び輝きを取り戻すのか。
パウメイラスが獲得するか否かは不明。その後のアドリアーノに注目しよう。
2013.03.23
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