- Liga de fútbol Profesional de Boliviano 2023ボリビア1部リーグ 2023
9月に中断が決まった国内リーグが10月に再開 捜査の長期化や疑わしきは無罪の原則などが理由
2023年のボリビア1部リーグが八百長発覚疑惑により9月5日を最後に強制終了も、10月3日より再開
▲ 9月25日に公式戦再開の決定を告げる記者会見を開いたFBF(ボリビアサッカー連盟)のフェルナンド・コスタ会長(中央)(写真提供:AFP)
ボリビアではバカ・ディエスの会長が八百長に関与していたことを証明する音声データが流出したことで、それを重く見たFBF(ボリビアサッカー連盟)が9月5日に国内のリーグ戦とカップ戦の両方を強制終了とする措置を執っていた。その後、一時はバカ・ディエスやナシオナル・ポトシら複数のクラブを国内リーグから永久追放するといった厳罰の噂も報じられていた。
「この試合には5ゴールが必要だ。我々でなく、ナシオナル・ポトシが5点以上を取るようにしてほしい。できれば、ハーフタイムまでに3点を相手が取るようにすることが重要だ。うちの選手がペナルティエリアでファウルを犯したらPKにしていい。ゴールに誘導してくれ。前半で 0-3 にするんだ」(流出した音声)
しかし、八百長事件の捜査に時間がかかることから、スポーツ懲戒裁判所からの要請を受けてFBFのリーグ実行委員会は、国内リーグの再開を選択。これについて、FBFのフェルナンド・コスタ会長は、リーグ再開の経緯と理由を次のように説明している。
「疑わしきは無罪の原則に則り、有罪が確定するまでの間はバカ・ディエスを含めた全クラブのリーグ参加を承認する。スポーツ懲戒裁判所の判決が下ったときに、リーグの運営を改めて検討する」
現時点では国の司法がクラブチームへの捜査に関与してはいないため、捜査が及ぶまでの間はすべてのクラブがリーグに参加することに支障や問題はないとの見解を同会長は示している。
公式戦の予期せぬ中断は、国内クラブの翌年のリベルタドーレス、スダメリカーナ出場権の決定を困難にするだけでなく、10月と11月に行われるワールドカップ南米予選に向けたチーム形成にも暗い影を落とす。そうした悪影響を心配したCONMEBOL(南米サッカー連盟)からも、可能な限り公式戦を再開するよう要請があったとの見方もある。
かくしてボリビアのトップリーグは、第26節が10月3日から再開されるに至った。
2023.10.03
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