
- Copa de la Superliga Argentina 2020コパ・デ・ラ・スーペルリーガ 2020

アルゼンチンでも国内カップ戦の中断・延期が決定 AFAの内部では賛否両論も他国に追随
南米大陸で最後まで中断・延期を渋っていたアルゼンチンでも国内カップ戦の中断が決まる
▲ リーベル・プレートのホームスタジアムであるエル・モヌメンタルはゲートが施錠されている
13日に開幕したばかりのコパ・デ・ラ・スーペルリーガは、無観客試合での開催を進めていたが、「ヒムナシア・ラ・プラタ vs バンフィエール」戦でも出場選手の多くが延期を訴えていたが、AFA(アルゼンチンサッカー協会)と大会運営本部は無観客試合を強行。しかし14日にリーベル・プレートがすべての選手の活動停止を発表して、アトレティコ・トゥクマン戦に姿を見せなかったことで、運営側はリーベルにペナルティを科すといった見解を示すなど、物議を醸した。
だが、リーベルのこうした動きがAFAらを揺さぶった形で、他の試合においてもディエゴ・マラドーナ監督を筆頭に元アルゼンチン代表DFファブリシオ・コロッチーニ、リカルド・セントゥリオンらも大会の中断・延期を訴える声を挙げ始めた。「無観客で行う試合を、娯楽や興行として受け取らないでほしい」といった声もあったという。
これを受けて、AFAの幹部は16日に観光スポーツ省のマティアス・ラメンス大臣と会談をした上で、やむをえず中断・延期を決断した。15日の時点では政府が無観客試合を奨励する見解を示していたが、チリとボリビアでも国内リーグの中断・延期が発表されたのを受けて、アルゼンチンは南米大陸で最後の公式戦中断を決定した国となった。
AFAにとっては苦渋の決断だった。クラウディオ・タピア会長の側近であるクリスティアン・マラスピーナ氏は、次のようなコメントを出している。
「我が国にはサッカーに関する仕事をしている人がたくさんいる。サッカーを中断することは経済的な打撃に直結してしまう。主な収入はテレビの放映権収入で、試合がなければ放映権料はテレビ局から支払われない。そうなれば、我々は現場のスタッフらに給料を支払う方法を失ってしまう…」
一方、AFAの最高医療責任者であるドナート・ビラーニ医師は、中断・延期に懐疑的な見解を示している。
「無観客なら試合をすることに何のリスクもない。選手に感染のリスクがあるとするならば、奥さんなど家族と一緒にスーパーに買い物へ行くことで店内で濃厚接触した場合などに限られる。40年間サッカー界で働いてきた私の見解では、試合中の選手のウイルス感染は0%だ」
取り急ぎ決まった中断期間は3月31日までだが、4月になれば事態が収束している保証はどこにもない。
▼ 中南米各国の対応まとめ (※3月17日現在)
| 国 | 対応 | 備考 |
|---|---|---|
| アルゼンチン | 国内カップ戦を中断・延期 | 中断期間は3月31日まで |
| ボリビア | 国内リーグを中断・延期 | 中断期間は約15日間 |
| ブラジル (CBF主催) |
国内のリーグ戦とカップ戦を中断・延期 | 全国規模のブラジレイロンは4月開幕の案も浮上 |
| ブラジル (各州選手権) |
▼中断を決めた州 サンパウロ州 リオ・デ・ジャネイロ州 ミナス・ジェライス州 リオ・グランジ・ド・スウ州 ペルナンブーコ州 |
主に北部の州を中心に無観客などの対応を執りつつ開催 |
| チリ | 国内リーグを中断・延期 | 中断期間は約15日間 |
| コロンビア | 国内のリーグ戦とカップ戦を中断・延期 | |
| エクアドル | 国内のリーグ戦とカップ戦を中断・延期 | パンデミックの収束まで無期限 |
| パラグアイ | 国内リーグを中断・延期 | 中断期間は約15日間 |
| ペルー | 国内のリーグ戦とカップ戦を中断・延期 | |
| ウルグアイ | 国内リーグを中断・延期 | パンデミックの収束まで無期限 |
| ベネズエラ | すべてのカテゴリーのリーグを中断・延期 | パンデミックの収束まで無期限 |
| メキシコ | 国内リーグを中断・延期 | パンデミックの収束まで無期限 |
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2020.03.15
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