
- Friendly Match親善試合

先制を許してからなかなか追いつけなかったコスタリカ 終了間際に逆転して韓国での2戦は1勝1分
国際親善試合 ウズベキスタン 1-2 コスタリカ

▲ コスタリカ代表は韓国での親善試合を1勝1分と無敗で締めくくった(写真提供:CRHoy)
先制したのはウズベキスタンで、25分にオディルジョン・ハムロベコフがセンターライン付近から前線へボールを送ると、最終ラインの裏へ抜け出したエルドル・ショムロドフが右足でゴールに流し込んだ。コスタリカの失点は自分たちのミスからで、ブライアン・オビエドの消極的なバックパスとファン・パブロ・バルガスの雑なパスが引き起こしたもの。ここは課題として今後に生かせるかどうか。
後半、コスタリカは開始からキーパーを代えたほか、ブライアン・ルイスら2人を投入して臨んだ。しかしウズベキスタンに54分、65分、67分とシュートを浴びるなど、試合の流れを変えられずに防戦を強いられた。
70分にアントニー・コントレーラスのミドルシュートでやっと決定機を演出したコスタリカは、後半のアディショナルタイムになって攻撃が結実。92分、味方のフィードをケンダール・ワストンがヘディングで送ると、アントニー・コントレーラスが右足のアウトサイドキックでシュート。枠を捉えたボールはキーパーが左手で弾いたが、こぼれ球をアントニー・エルナンデスが右足で無人のゴールに蹴り込んで同点に追いついた。
さらに93分には、右サイドの高い位置で粘ったアントニー・エルナンデスが相手のファウルを誘ってセットプレイを得ると、アルバロ・サモーラのフリーキックをケンダール・ワストンがヘディングでゴールに叩き込んで勝利をたぐり寄せた。
かくして、今月の親善試合を1勝1分で終えたコスタリカ。11月9日にはナイジェリアとの親善試合を組む予定で、スペイン、日本、ドイツの3連戦に向けても着々と準備を進めていくとみられる。
国際親善試合 (2022/09/27) | ||
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ウズベキスタン | 1-2 | コスタリカ |
ウトキル・ユスポフ | GK |
アーロン・クルス (パトリック・セケイラ) |
ホジャクバール・アリジャノフ フスニディン・アリクロフ ウマル・エシュムラドフ シェルゾ・ナスルライエフ (ファルーフ・サイフィエフ) |
DF |
ケイセル・フレール ファン・パブロ・バルガス ケンダール・ワストン ブライアン・オビエド (カルロス・マルティネス) |
オディルジョン・ハムロベコフ ホジマト・エルキノフ (オイベク・バザーロフ) オタベク・シュクロフ サルドル・ソビルフジャエフ (アクマル・モズゴヴォイ) アジズベック・トルガンバエフ (イブラヒムカハイル・ユルダシェフ) |
MF |
ドウグラス・ロペス オルランド・ガロ アーロン・スアーレス (アントニー・エルナンデス) カルロス・モーラ (アルバロ・サモーラ) |
エルドル・ショムロドフ (イゴール・セルゲーエフ) |
FW |
ブランドン・アギレーラ (ブライアン・ルイス) ホアン・ベネーガス (アントニー・コントレーラス) |
エルドル・ショムロドフ 25 | ゴール |
90+2 アントニー・エルナンデス 90+4 ケンダール・ワストン |
オディルジョン・ハムロベコフ イブラヒムカハイル・ユルダシェフ ファルーフ・サイフィエフ |
イエロー カード |
ブランドン・アギレーラ ケイセル・フレール アルバロ・サモーラ |
スレチコ・カタネッツ | 監督 | ルイス・フェルナンド・スアーレス |
主審: キム・デヨン (韓国 ) 会場: ビッグバード (水原 ) |
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2022.09.27
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