Selección Nacional de Costa Ricaコスタリカ代表

コスタリカ代表FWジョエル・キャンベルは30歳になった今、同国代表の“新陳代謝”を好意的に捉えている。

2019年1月以降はリーガMX（メキシコ1部リーグ）で活躍しているキャンベルは、2008年にU-17コスタリカ代表に招集されて以降は、U-20，そしてA代表に招集され続けてきた。A代表での出場試合数は118と120に迫る勢いで、いわばキャンベルは2008年から14年に渡って同国代表の移り変わりを見てきた生き証人である。

そんなコスタリカ代表の推移を見てきたキャンベルは、年齢を重要な要素ではないと見ている。

「ユース世代のサッカーを観ればわかると思うけど、サッカーに年齢は関係ない。上手い選手は何歳であっても上手いし、今10代でもA代表で戦える才能はいると思う。そして、そんな若き才能がどんどん出てくることは、ベテランにとって楽しみでもあるから」

キャンベルは、若手の台頭によって代表での自分のポジションが脅かされても、気にしないそうだ。そればかりか、若手の台頭が刺激になってトレーニングへの注力がより深まるという。

韓国戦での 2-2 について、キャンベルは「親善試合だし、負けなかったことは十分だろう。簡単な試合ではなかったが、ポジティブなバランスを取れていたし、勝てる可能性もあったよね」

依然としてコスタリカ代表のキープレイヤーであり続けているジョエル・キャンベルは、ワールドカップの舞台でも日本代表にとって脅威となり続けるだろう。