Selección Nacional de Costa Ricaコスタリカ代表

37歳のコスタリカ代表MFブライアン・ルイスは、11〜12月に開催されるカタールW杯を最後に現役引退を決意している。つまり同選手の現役期間は残り3ヵ月を切っている。現在、18歳の頃にデビューしたアラフエレンセに戻っているブライアン・ルイスは、古巣でコンディションを整えながら来たるワールドカップに照準を合わせている。

そんなブライアン・ルイスは、セカンドキャリアの計画を立てている。

「18歳の頃からプロ選手としてのキャリアを歩んできた。ここまで来られたのは自分だけの力ではなく、サポートしてくれた全員に感謝するしかない」

「引退したら、サッカーからは3〜5ヵ月離れて、家族との時間を目いっぱい楽しみたいんだ。サッカー界と今後どのように関わるかはまだわからないが、あらゆる形でサッカー界のお世話になることは確実だと思っている。これまでの人生がサッカーのおかげだし、私がサッカーを愛している以上、私がサッカー界から完全に離れることはないだろう」

ブライアン・ルイスは現役だが、代表でもピッチサイドから出場選手に助言・進言する機会が増えている。同選手の祖父であるルベン・ゴンサーレス氏は、次のように説明している。

「彼（ブライアン・ルイス）はもっと学びたがっている。とくに監督として仕事をするための必要なことをね。昔から彼を身近で見てきた者として、そして彼の祖父として孫のブライアンは、将来監督になりうる資質を有していると思う」

ブライアンに対しては、妻のカロリーナ・ジャイケル氏も夫が“サッカーの現場”から離れられないとみている。

「夫はサッカーしか頭にない人。彼はサッカーを愛しすぎていて、とくに戦略的な部分への探究心が強い。家でも録画映像を何度も見返したり、（私には想像もつかないほど）熱心。引退後すぐの現場復帰はないかもしれないけれど、長期的には現場に戻るでしょう」