Selección Nacional de Costa Ricaコスタリカ代表

コスタリカ代表は9日、自国での壮行試合でナイジェリアに 2-0 で勝利を収めた。臨戦過程も相まって、コスタリカ国内ではW杯ムードが高まっている。

18歳のジェウィソン・ベネットら、欧州のリーグでプレイする選手数人が不在ではあったが、ナイジェリア戦で主導権を握り、スタンドの国民を満足させたコスタリカ代表。この試合前にはロドリーゴ・チャベス大統領が試合会場（コスタリカの国立競技場）に登場して、選手を激励した。今年限りで現役を引退する予定の（キャプテン）ブライアン・ルイスが、大統領からコスタリカの旗を授与されるセレモニーも行われた。

ちなみに、コロンビア人のルイス・フェルナンド・スアーレス監督が率いる現在のコスタリカ代表に対し、コスタリカ国内のファンからは好意的な印象が大勢を占めている。事実、CIEP（コスタリカ大学の研究および政治研究センター）とUCR（コスタリカ大学政治学部）による最新調査結果によれば、同監督の仕事に対して肯定的な結果が出ている。

前述の調査では、同監督の仕事を評価する票数は82％に達し、一方「悪い」または「非常に悪い」とする低評価はわずか6％だった。この統計だけでも、コロンビア人監督がいかに支持されているかが見て取れる。なお、同監督はコスタリカ代表との契約を4年延長して、2026年のW杯出場を見据えた契約がすでに締結されている。

コスタリカ代表御一行は10日にクウェートのキャンプ地に出発し、17日にはイラク南部のバスラでイラク代表と親善試合を消化。翌18日にカタールへ移動して、ワールドカップに備える予定だ。